「 Indie Rock 」に関する記事一覧(26件)

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2017年3月16日

クールに燃える熱量が楽しい、今注目のUK風ダンスロック

DATSDIVE東京の4人組バンド、DATSのEP。2013年結成ながらサマーソニックに2年連続で出演経験があるなど、今注目度の高いバンドの一組である。メンバーのうち二人はyahyelとしても活動して居る。UKロック...

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2017年2月2日

幻想の異国を漂う、ジャパンインディーの異端児

ピロカルピン幻聴と幻想の現象日本のオルタナティブロックバンド、ピロカルピンの2nd。スピッツ草野マサムネに絶賛されたり、100円シングルのリリースを行ったりと話題を集めていた頃の作品である。The CureなどのUKオルタナの影...

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2017年1月5日

アイスランドポストパンク界の至宝、繊細で壮大な悲痛の調

MammútRiver's Endアイスランドのインディーロックバンド、Mammútのミニアルバム。アイスランドの音楽賞、”Íslensku tónlistarverðlaunin”(Icelandic Mus...

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2016年12月25日

緩やかに落ちていく影と、黄金色の日々へ

WhitneyLight Upon The Lake2015年、僕の聞いた音楽の中で、最も午後の暖かい日差し、セピア色の郷愁にふさわしい一枚は、CARDの”LUCKY ME”であった。明けた2016年、僕の微睡みに穏やかな暖色を...

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2016年11月2日

目眩くファンタジックサウンドマジック、虚しさと共に

メカネロメクルメクセカイ1999年結成、2007年解散の女性ボーカルロックバンド、メカネロの2005年発売の1stアルバム。下北系オルタナギターロックの流れを汲みつつも、その攻撃性を幻想性に転化したような音楽。ポストロック的...

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2016年8月11日

レトロと現代の直交地点、ニューエイジガレージポップ

Two CartoonsTiny Terrorsニュージーランド出身、ロンドンで活動中のインディーロックバンド、Two Cartoons。ガレージロックやUKロックをベースとしたシンプルでクレバーなサウンドながら、人懐っこいポップネスも存分に持ち合...

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2016年6月29日

過ぎ去りし虚無を再び迎え撃つ時、音楽はどこまで蒼然と居られるか

my exhomework京都のインディー・ロックバンド、my exの1stアルバム。エモやパワーポップ、オルタナにシューゲイザーといったジャンルに影響を受けた清涼感のあるサウンドながら、ナードなルーザー気質から来るふらふら感...

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2016年6月15日

高揚感と多幸感で魅せるハッピー・シリアス・ポップ

Los Campesinos!Hello Sadnessイギリスのインディー・ロックバンド、Los Campesinos!のフルアルバム。シンセポップのハイファイな魅力もオルタナティヴロックのパワフルな魅力もニューウェーヴのいなたい魅力も飲み込んで、高揚感...

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2016年4月5日

俗世に別れを告げ、現代の理想郷、南国へ

SLOW BEACHLover Lover日本の五人組インディーポップバンド、SLOW BEACHのミニアルバム。メンバーの内4人が現在はLUCKY TAPESとして活動しているため、実質の前身バンドと言っていいだろう。 LUCKY TAP...

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2016年1月16日

ビル街の片隅でひっそりと弾けた、氷点下の篝火

昆虫キッズこおったゆめをとかすように東京を中心に活動していたインディーロックバンド、昆虫キッズの3rdアルバム。ローファイな音像とビート感強めのリズム隊がが特徴的。アルバム名やアートワークのイメージ通り、男ボーカルは上手ではないが感情に...

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