「 Aichi 」に関する記事一覧(24件)

DISC REVIEW

2016年4月8日

残響の鳴り止む頃、在りし日の青さは褪せ、記憶となる

ジャズマスターが鳴った後にビコーズアイワズヤングe.p.「愛知県岡崎市からやってきました、ジャズマスターが鳴った後にというバンドです。」   彼らのライブで必ず聞くことになる言葉だ。名古屋を中心に活動しながらも、自分たちのホームタウン岡崎への敬愛...

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2016年3月16日

激情系アコースティックギター、打ち鳴らす心世界

viridianviridian demo tracks荒々しく掻き鳴らされるアコースティックギター、エモーショナルに吠え暴れまくるエレキギター、そして雨垂れの様に、しかし緻密で繊細で歌心あるビートを打ち据えるドラム。虚しくどこにも行かない感情を情景と共に...

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2016年2月26日

無表情の六面体、或いは不定の怪異

GHILOMギロムとは何か都市化した巨大な田舎と揶揄される街、名古屋。そこでひたひたと、自身の存在をビルの影、路地裏のネオン、寂れた街路樹へと紛れ込ませる4人組エクスペリメンタル・バンド、GHILOM。フリーでミニマルな出音を...

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2016年1月12日

ハイブリッド・国産スクリーモの見せた明日

404 NOT FOUNDVOICE愛知を中心に活動していた5人組メタルコア/ヘヴィ・ラウドロックバンド、404 NOT FOUNDの活動初期にリリースされていた1stフルアルバム。ニュースクールハードコアを基調にしたメロディックなフレ...

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2015年12月25日

雪化粧の森の奥、静まり返り、日は暮れても、窓に灯は入る

miiiiaひみつのおはなし愛知県は名古屋で活動するシューゲイジング・ドリームポップデュオ、miiiiaの1stミニアルバム。リリースは、ポストロック、ポストハードコア等を中心に広い見識を持つ竹山氏率いるunison heART...

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2015年12月2日

情念を紡いだ弦から零れ出す、思想家のポストロック

sable antelope無響室名古屋を中心に活動する男女混声スリーピースバンド、sable antelopeの1st demo。音楽性としてはポストロック。といってもテクニック偏重では無く、楽曲ごとに確固とした雰囲気、世界観を描き...

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2015年11月25日

無常と寂莫の交差点で、メロディアスな溜め息

absentmindedness「SHE」愛知県岡崎市を中心に活動していた3ピースガールズバンド、absentmindednessの2ndアルバム。現在は活動休止中。エモ、メロディックパンクなどの影響を受けた王道なガールズロックで、やや和の心...

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2015年10月28日

親しみやすさの裏に隠されたポップセンスの刃

THE BOY MEETS GIRLS坂巻通り名古屋のポップバンド、THE BOY MEETS GIRLSの1stミニアルバム。「出れんの!?サマソニ!?」を勝ち抜きSUMMER SONIC 2015に出演するなど、少しずつ名古屋外でも知名度を伸...

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2015年10月17日

鈍色と寂寥の日常を映すアンダーグラウンド・シティ・ポップ

CRUNCHふとした日常のこと名古屋を中心に活動するガールズ・スリーピース、CRUNCHの1stアルバム。これ以前に配信限定でリリースしたはっぴぃえんどのカバーEPが話題になるなど、ジャパニーズ・シティ・ポップ文化の影響を多大に受...

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2015年10月2日

重なるふたつの脈拍は、情動的な流線を為す

eitoTrivial Agony名古屋の4人組ポストロック・インストバンド、eitoの初となる流通音源。”Trivial Agony”以前の自主制作音源から、すでにクオリティの高いテクニカルな楽曲を持ち味とし...

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