「 Pops 」に関する記事一覧(71件)

DISC REVIEW

2015年11月11日

満点の人懐っこさを纏った異質なポップセンス

シャークニャークス融解e.p5人組ポップバンド、シャークニャークスのライブ会場限定のe.p。彼女達が標榜するのは、「オトナ用みんなのうた」というストレンジポップス。懐かしくちょっとヘンテコなメロディと、日本人のポップス論に沿った...

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2015年11月5日

孤独は悲痛を吐き、悲痛が孤独を嘆く

皐月アザレア日本の歌手、皐月の1st Maxi Single。絶望的な歌詞と確かな歌唱力を持つも何処か後ろ向きな歌唱が特徴的である。所属するAtoNO Recordsはゴスペルのボーカルスクールを兼ねている様で、...

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2015年10月31日

シティポップ最後の「王子様」が贈る、極上のカフェタイムメロディ

堂島孝平黄昏エスプレッソ日本のシンガーソング・ライター、堂島孝平の2000年リリースの6thアルバム。彼の名前にピンとこない人でも、テレビアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のOP「葛飾ラプソディー」の人、と言えばなんとな...

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2015年10月28日

親しみやすさの裏に隠されたポップセンスの刃

THE BOY MEETS GIRLS坂巻通り名古屋のポップバンド、THE BOY MEETS GIRLSの1stミニアルバム。「出れんの!?サマソニ!?」を勝ち抜きSUMMER SONIC 2015に出演するなど、少しずつ名古屋外でも知名度を伸...

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2015年10月24日

疎外され行く感情に、輪郭の滲んだ薄明を

スパンクル水深200メートルからみた光東京を中心に活動していた4ピース・ガールズバンド、スパンクルのミニアルバム。彼女達が標榜していたのは「疎外感ロック」。一見どういう意味か分からない言葉ではあるが疎外感を感じることを否定するわけでも、疎...

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2015年10月8日

過去に、今に、或る筈だった未来に。薄い膜を張る憂鬱と虚無

フジファブリックCHRONICLEフジファブリック、2009年発売の4thフルアルバム。それまでの変態プログレポップ路線は薄れ、バンドのメインコンポーザーを務める志村正彦の内面を綴ったような内省的でストレートな楽曲が目立つ一枚。そして...

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2015年10月6日

朝焼けを染め上げた深紅から、深い夜の藍へと沈むまでの間に

椿屋四重奏薔薇とダイヤモンドつややかで刹那的な歌謡曲由来の唄と詞、センスフルで緻密、高度に完成されたハイレベルな楽曲で、他にない椿屋四重奏という色でシーンを真っ赤に染め上げたバンド、椿屋四重奏の2ndフルレングス。オフィシャルに...

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2015年10月4日

さらに伸びやかに、さらに直情的に

三上ちさこtribute to… - EPfra-foaの元ボーカル、三上ちさこの2012年リリースのソロ音源。過去にはメジャーレーベルにも所属していた彼女だが、今作はレーベルを通さず自主制作と言う形でのリリースとなった。ライブ活動こそ続けて...

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2015年9月23日

光ったり黙ったり、流れるままに揺らいだり

うつくしきひかりうつくしきひかりピアノ、ボーカルのナカガワリサ(ザ・なつやすみバンド)と、スティールパンのMC.sirafu(ザ・なつやすみバンド/片想い)で結成されたポップスデュオ、うつくしきひかりのフルアルバム。このうつくしきひ...

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2015年9月2日

倒錯ポップネスライフアンソロジー

さよなら、また今度ね菅原達也菊地椋介佐伯香織渋谷悠都内を中心に活動していた4ピースバンド、「さよなら、また今度ね」の1stミニアルバム。バンド名、アルバム名、曲名どれを取っても良く言えば個性的な、悪く言えばふざけまくりの彼ら。公式HPのメニュー欄に何...

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