「 Alternative 」に関する記事一覧(75件)

DISC REVIEW

2021年10月15日

羽搏き、零れ落ちる独白、金色の煌めきの尾

FUJI煌めき 宅録。初音ミクをはじめとしたボーカロイドの隆盛で「一人で音楽を作り切る」ことはそれほど珍しいことではなくなり、今はソフト面の進化も著しく、一人であっても非常に質の高い音楽を完成させることができる世の...

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2020年10月16日

卓上のテープレコーダーから溢れ出す音、音の洪水と言葉

SACOYANSYomosue一聴してまずは飛び込んでくる割れんばかりの爆音。SACOYANSは現福岡在住のシンガーソングライター、SACOYANが周りの人間を集め、その名の通りの徒党を組んで結成したバンドである。彼女の音楽家とし...

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2020年2月9日

長閑に漂う情景と、剽軽な喧騒のミュージック

ophillUFO4Ucllctv.主催のイベント、bookshelfに来てくださってる方々はその名前を知っていることかと思う。名古屋発、ファニーに鳴らすにひねくれポップバンド、ophillが満を辞してのアルバムリリースと...

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2019年9月3日

瞳持つものへ、見据える先を描き、祈りよ胸にあれ

PrimacasataPriscilla - EP東京を拠点に活動する、4人組ポストハードコアバンドPrimacasata。 かつてこのブログでも彼らの初期音源を取り上げた。それから1枚のシングルをリリースしたのが2015年の秋。それ以降、books...

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2018年9月29日

地に馴染む橙と切れ間無き道に思いを馳せて

猿ダコンクリート空の下、足の先大阪のアンダーグラウンドで、ポストロック/エモの独自解釈を続け、ついにはインプロ的解放感と日本語歌唱に宿る土着的芳醇さが同居してしまったバンド、猿ダコンクリートの2nd mini。 アマゾンの販売ペー...

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2018年7月2日

プログレッシヴと歌謡の狭間で、混乱するエロティシズム

Koochewsen愛のクウチュウ戦東京を中軸に活動するロックバンド、koochewsenのミニアルバム。クウチュウ戦名義での最後の作品でもある。プログレに歌謡曲を組み合わせたある種現代ロックシーンでは珍しい音楽性でデビューした彼らだが...

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根明のシューゲイズ、晴天に映え

GleemerAnymoreUS、コロラドのシューゲイジング、Gleemerの2017年リリース最新作。Sergent Houseの懐刀、Blis.やグランジを強く汲んだCloakroom、microwaveなど、このサイトでも...

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2018年6月24日

嚥下される鉛色の夜と、ひっかき傷

taiko super kicks霊感都内を中心に活動する、四人組オルタナティブ、Taiko Super Kicksの1st mini。2015年のFUJI ROCK ROOKIE A GO-GOに出演を果たし、その後も2015年、今年と...

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2018年6月9日

今あるわたし、今まであったわたし、それは先へ続く

paionia白書僕がpaioniaに出会ったのは確か大学1年生の頃だったと思う。1stは出ていて2ndは出ていない頃だったはず。当時(というほど過去っぽい話でもないかもしれないけど)の僕はまだTSUTAYAでCDをレ...

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2018年4月1日

目覚めよ、得よ、新天の霞の味を知るべし

国府達矢ロックブッダさて、2018年リリースとこの先くくられるであろう数多の音楽アルバムの中でも間違いなく2018年という年を象徴することになる一枚のアルバムがリリースされました。国府達矢作”ロックブッダ&#...

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