「 Alternative 」に関する記事一覧(142件)

DISC REVIEW

2017年8月11日

先駆ける早馬よ、藍色の流星の尾を追え

GueLuminous京都発、心を揺るがすギターオルタナティブ、Gueの3rdミニアルバムが先日リリースされた。1stミニアルバム、『Inside』のリリースはおおよそ3年前となる2014年9月。そこから2016年5月の2...

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2017年8月4日

砂上のつむじ風と、薄曇りを割く燐光の流線型

Cookie Romance NonsugarShell e.p.名古屋で活動する4人組オルタナティブロックバンド、Cookie Romance Nonsugar。その2作目となる、”Shell e.p.”が先日リリースされた。結成は2015...

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2017年7月28日

カントリーサイドを駆ける、若草色の駿馬

Real EstateIn Mind明日からフジロックが始まります。というのもこれを書いているのは木曜日だからで、実際これが公開される頃にはもうフジロックは始まっているわけですが。 僕は去年が初フジロックでした。僕はそもそも人混みが嫌い...

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2017年7月21日

薄墨を流す空模様に、群青の切れ間を待つ

Cloud NothingsLife Without Sound   Cloud Nothings、キャリア4枚目となるアルバム。僕は彼らの音楽を聴くのは2ndアルバム『Attack On Memory』以来で、実は3rdアルバムに関してはスルーしてしま...

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2017年7月20日

情感は轟音を透過し、勿忘草を艶やかに浸む

me-al artヘメロカリス茨城を中心に活動していたロックバンド、me-al artの1stアルバム。ほぼCOCK ROACHの自主レーベルである黒虫芸術の所属アーティストで唯一COCK ROACHのメンバーが所属していないバン...

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2017年7月7日

曖昧な明暗に緑の影を落とす、薫蒸の木立

Death HawksSun Future Moonダウナー系ドラッグな世界観を静かな狂気で表現する、フィンランドの4人組サイケデリックバンド、Death Hawks。静かに繰り返されるかみごたえのあるアルペジオリフとスペーシーなシンセサウンド、過剰に...

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2017年7月6日

薄明に感傷を委ね行く、夜明け前の低空飛行

SCARLETREFLECTION日本のスリーピース・オルタナティヴ・バンド、SCARLETの2009年の作品。Gt.Vo.橋本洋介とBa.Vo.林束紗の男女ツインボーカルが売りのバンドだが、このアルバム以降は林束紗をメインボーカルに...

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2017年6月30日

吐息と嘆息の間から生まれる、暖色の音階の群れ

スーパーノアTimeスーパーノア、京都の秘密兵器、あるいは隠し財産と呼ぼうか。2004年の結成以降、緩やかに活動を続け、活動歴としては13年目にあたる2017年、待望の1st full album “Time...

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2017年6月13日

パンキッシュにチープを鳴らす、珠玉のジャングリー・ギターポップ

Throw That Beat In The Garbagecan!Coolドイツのアノラック/ギターポップ・バンド、Throw That Beat In The Garbagecan!の4thアルバム。バンド名の由来はThe B-52’sの楽曲名から。音楽性は悪戯ごころ満載...

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2017年6月2日

初期THE BACK HORNの集大成、絶望の先にある優しさ

THE BACK HORNヘッドフォンチルドレンTHE BACK HORN、メジャー4thアルバム。1st「人間プログラム」と言う絶望を吐きまくる名盤で鮮烈なデビュー。続く「心臓オーケストラ」では緩やかな絶望をじわじわと吐き出し、3rd「イキルサイ...

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