「 Shoegazer 」に関する記事一覧(24件)

DISC REVIEW

2021年10月1日

果てなき紺青、先導の灯火なお明るく

deafheavenInfinite Granitedeafheaven、嗚呼deafheaven。ポストブラックの新たな地平を切り開き、時代の先導者として先陣を切りシューゲブラック、ブラックゲイズの躍進をもたらした彼らは僕の憧れのバンドの一つである。...

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2019年4月24日

層雲を抜ける一矢突き抜け、青い尾を引く

AstronoidAstronoidUSマサチューセッツ出身、メロディック・シューゲイジング・メタルを確立した4人組Astronoidの2ndアルバムとなるセルフタイトルアルバム。彼らに関しては、耳の早いメタルリスナーに関しては、すでに...

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2018年8月25日

脈動する星々と、零れ落ちる夜空、粟立つ地平

UlmAfter Dark名古屋で結成された4ピースシネマティックポストロック、Ulmの1st。monoからの強い影響を語りつつ、さらにはVirgin Babylon Records周辺のVampilliaを始めとするエクスト...

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2017年2月3日

頬を刺す北の風と、初春に焼け付く歌う叙情

Sore EyelidsSore Eyelids もしかしたらギターの音で既にピンときている人もいるのではないだろうか。本日のレビューはSore Eyelids。泣く子も黙る北欧激情最高峰、Suis La LuneのGt/Vo. Henningのサ...

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2017年1月12日

恨みと怒り、悲観と諦観、轟音と静寂の間で

きのこ帝国渦になる東京の4人組バンド、きのこ帝国のインディーズ1st。最近ではまた違った音楽性を模索しているようであるが、この頃はポストロック、シューゲイザーの影響を受けた轟音オルタナな楽曲を中心にプレイしていた。Gt...

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2016年11月25日

スウィートノイズ・ボーイシンギングウィズレディ

WestkustLast Forever日々音楽を愛し、こうして僕の文章を読みに来てくれている”オタク”の皆さんなら、おそらく「このキーワードがあればハズレはない」ような音楽を掘り下げるにあたってのキーワードがあるの...

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2016年7月22日

きらめく蛍光はぽつぽつと、燐光が蒼い残像を引いて

川秋沙 (Goosander)人造沙洲 (Artificial Shoal)台北の4人組、ドリームポップ、川秋沙の2nd。川秋沙は日本語ではカワアイサと読むカモの仲間で、冬の渡り鳥として知られ、台湾にも時々迷い鳥として飛来することがあるとのことだ。迷い鳥の名前を自身らに冠した...

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2016年6月3日

水面下から望む、さざめく湖面の乱反射

BolywoolHymnals & Bombsスウェーデンのシューゲイジング、ドリームポップBolywoolの最新作。キュートなジャケットに惹かれ、このページを開いたのならば、とりあえずページの最下段で彼らの音楽を再生してみるといいだろう。あなた...

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2016年4月15日

やがて漆黒へと至る三点地帯には、海割れと共に光が落ちる

DeafheavenNew Bermuda一昨年の初来日も記憶に新しい、”Blackgaze”と形容されるポストブラック/シューゲイザーサウンドで、轟音飽和的陶酔の渦へとリスナーを引きずり込む、5人組バンド、Deafh...

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2016年1月10日

レトロで甘美な煌めきの中で、メランコリックな囁き

texas pandaaDown In the Hole東京を中心に活動していたバンド、texas pandaaのフルアルバム。残念ながら2013年に活動休止してしまっている。今作は彼女達の元々の持ち味であったシューゲイザー路線は抑えめで、そこにネオアコや...

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